毎度の事だがネタバレ注意。
2018年10月10日に発売。
はちみつトラップから出ている 赤ちゃん言葉色仕掛けシリーズの三作目。
声優は一之瀬りとさん。
この人は、自分が音声作品を聴いている歴の中では結構新しい人だと思う。ダウナーというか、ねっとりとした声の掛け方が上手いなと感じていて、声優買いしてたりもする。催眠音声には(多分)まだ出演されていないようなので、ちょっぴり期待してたりする。
余談はさておき
一応、過去作も持っているがレビューするのはこのシリーズ初。(前のブログにも無かったと思う)
元々、自分が分倍河原シホさんが好きだったので、一作目の
を購入していたのだが、一言でいうと台本が秀逸だったので、以降はサークルの新作が出たら取り敢えず購入することにしていた。
今回も期待通り良作だったので、紹介を兼ねてレビュー。
設定としては、
「次の大会で結果を残せなければ廃部」
といったまあなんというか"敗北"するのに丁度いいテーマの背景から始まる。
最初に、一ノ瀬りとさん演ずる「後輩ちゃん」が自分の前に練習後に現れて、
彼女にしてくれないかという提案を設けられる。
主人公はいわゆる”硬派”なタイプの設定で、取り敢えずは断る。
であれば仮の彼女でいいので...といった具合で話が進んでいく。
最初はスッキリさせるのが大事、という理屈で耳舐め手コキをしてくれる。
ここまでは赤ちゃん言葉要素はなく、あくまで敬語のみで責めてくれる。
今作はダミヘでのバイノーラル録音を取り入れてる為、囁きや耳責めもとてもゾクゾクする感覚を味わえる。バイノーラルでの耳舐めというともう今では色んなサークルが結構売りに出してると思うが、ここのサークルは”囁き”の部分がとても上手で、
(サークル1作目のバイノーラル録音不採用の時にも感じていた)
サークル特有の台本の秀逸さがが感じ取れてとても良い。いわゆる”負け癖”のある方々におすすめできる内容で責めてくれるので、気持ちが良かった。
感じの悪い罵倒等一切無い気持ち良い敗北感を感じれる。
その後、一旦別れて教室に戻り、彼女から「寸止め搾乳手コキ」の提案を設けられる。
どこから調べてきたのか分からないが、彼女なりに先輩が好きそう、と調べてきたらしい。それにしらばっくれる先輩に対して
「好きなだけ幼児退行してぇ…♪甘えてくだちゃいねー♪」
の様な赤ちゃん言葉で責めてくれる。射精する為に、彼女の正式な彼女になる事を受け入れるシーンは、囁きもありとてもゾクゾクするものだったので、こういったのが好きな人には間違いないだろう。
で、気持ちよくぴゅっぴゅした後にゆっくり甘えながら次のシーンに向かう。
次は、「部活より私を優先して欲しい」ということで、べろちゅーしながら上と下を責めてくれる。囁きでの耳責め等もあり、彼女にメロメロというか、”依存”してしまう内容となっている。彼女には絶対勝てないという事を分からされつつも、優しくしてくれる彼女に対して依存してしまう様な内容になっている。
射精後の余韻に浸りながらこのパートは終わる。
次のパートでは、「彼女」が先輩に近づいた本当の目的が明かされる。
女子水泳部の為に男子水泳部に廃部になってほしい事、そのために練習を邪魔していた事、そして今日負けて欲しい事。責めの内容としてはローション素股で責めてくれる。
「先輩は、勝って称賛されるより、ぴゅっぴゅする方が好きですよね?」(簡略)
といった内容で、耳元で囁いたりして誘惑してくる。まあ当然勝てるわけも無く、射精するのだが大会にはそのまま出てもらう、と彼女から言われ射精直後の体で出場し、欠場して負けるよりもひどい目に合ってしまう。といった内容で最後のパートに進む。
最後は、自分が大会で負けて敗北した水泳部室で彼女に煽られ、彼女を押し倒すもののもう依存してる自分が何か出来る訳もなく、自分を陥れた彼女に優しくされながら手コキされる内容になっている。ここで、彼女の愛というか本当に自分を嫌っていない事が分かるような内容で甘やかされながら射精してしまう。
「これからも彼女として....気持ちよくしてあげます♪」
の様な内容で本編が終わる。
総評として・・・このサークルは世界観というか、背景作りが上手い。
一作目でも感じたが、何気ない日常パートでも学園の様子等を細かい描写にいれて表現しているので、作品の女の子に対する気持ちが多分強くなるのだと感じる。
他にも余韻の挟み方や囁きパートの台本の秀逸さ等も褒められるのだが、オンリーワンだと感じたのはこの背景作りだと思う。
またおまけに日常パートがあり、こちらは本編終了後の彼女との生活を描くものとなっている。彼女の弱点や、添い寝パート等もあり作品の読了感というか、一つの音声作品としてよく纏まっていると感じた。
次回作にも自分自身とても期待している。
興味がある人は買ってみるといいだろう。