ziptan’s blog

性的コンテンツを語る

週50時間の拘束を伴う社会と無と「やりがい」

最近会社の人間に、「うちはホワイト寄りだし時間めっちゃあると思うんだけど、休みとか何してんの?」と聞かれた。

 

「映画見たりゲーム、たまに飲食(シーシャ屋)ですね…」と

無難な回答をするのだが、それを言うと

 

「資格とか取ったりさ、取れば年収上がるのになんで取らないの?結婚もしてないんだし暇でしょ」

 

みたいな事を言われる。

ただ自分の視点だと時間なんて全然無い。

 

朝7時30分に起きて出社し、18時に仕事を終えて19時頃に帰宅する。

もっと早く起きて出社する人間もいるし、もっと残業している人間もいるのだろう。

 

でも自分にはこれでも苦痛で、これを週5で行うことがもう辛い。

24時に就寝するとして1日の自由時間は6時間程度だ。飯風呂を除いても。

 

これが週5である上で、

土日の休みに何してるのって言われてもそりゃ自分の時間にしか使えない。

 

ここに結婚したら育児etcが入ってくるのだと思うとどうしても耐えられない。

学生の頃から週5でこの時間を拘束される事が辛いだろうと思っていたが、

社会に出れば慣れるのだろうと思っていた。

 

もう社会に出てから7年以上経っているが、未だに無理で常に苦痛を伴っている。

 

自分以上に拘束されている人間がいるなんて百も承知だが、それでも耐えられないものはどうしようもないだろう。

 

この辺の拘束に耐えられない、が発達障害に関係するものなのかは分からないが、

今年中に少なくとも出勤・退勤に時間を取られないフルリモートに転職したい。

 

年収が下がってよいので、勤務時間が減る方が本当に嬉しい。

そもそも、一般の社会人以上の金銭を必要とするコンテンツが現代には殆ど無いと考えている。

もっと言うなら宝くじ当てて無職になりたいが。

 

貯金をしても老後に何かしたい事があるかと言われると無いし、

今の自分の生活が有意義かと言われればNOなのだろう。

 

「何者かになれない人生」なんて揶揄されることはよくあると思うが、

まあ自分がそれだ。といっても幼い頃から特に大きな夢は無く、

就職して適当に暮らそう、というのが自分の考えだった。

 

実際奨学金を返しながら、年齢平均年収レベルの企業に就職して

今に至るのだからそれなりの人生なのだろう。

 

この「それなりの人生」からどう抜け出せばいいのかまるで分からないし、

抜け出す努力もしていない。

 

今の自分がこんなメンタルになると思っていなかったが、

やはり社会に出て働く事を時間と金銭の交換と考えてしまうともうダメなのかもしれない。

 

所謂「やりがい」を社会に求められればこの精神状態も良くなるのかもしれないが、

あまりにも気が付くのが遅すぎた。

 

「それなりに生きる」以上の事を、俺は何がやりたいのだろう。

今も尚答えを探している気がする。他人から言われて気が付けることではないことだけが分かっている。